チームチェス選手権

2023年9月17日・18日に開催されたチーム選手権に、千葉チェスクラブからは5チーム(A、B、Shinken、KidsⅠ+α、KidsⅡ+α)が参戦しました。

皆さん全員で本当に頑張りました。

Chiba Chess Shinken Group:日本在住のベトナムの皆さんで構成されたShinken Groupは、ボード1に日本チャンピオンを経験し、快速では特に際立った強さを誇るTuさんを擁し、対戦チームのエース相手に6戦全勝の無双の強さを見せてくれました(かくいう私もその餌食の一人(笑))。ボード2のAnhさんも安定した強さを見せ、Chiba Bとのダービー戦の際にも見事勝利を挙げました。ボード3と4には、ジャパンオープンやゴールデンオープンで活躍されたKhenさん、Khonさんのご兄弟が参加し、6ラウンドを戦いました。3勝2敗1分、最終結果:14位。MVP:Tuさん(6ポイント(ボード賞!))

Chiba Chess Club A:千葉チェスクラブ代表の小笠誠一氏がキャプテンを務めたAチームです。10月にシニア選手権に出場されるRaabe Peterさんをボード1に、代表の小笠さんがボード2を、ハンガリーのLaszlo Olah博士がボード3、昨年はBチームで戦ってくれたEndlina Juliusさんがボード4を務めました。4Rでは千葉のAとBが対戦することとなりましたが、さすがの貫禄でAチームに軍配が上がりました。最終戦もしっかり勝ちました^^。チーム戦績:3勝2敗1分、最終結果:16位。MVP:Olah博士(5.5ポイント)

千葉チェスクラブB:永井斗志之、長谷川愛美さん、大谷拓也さん、青木康祐さん、平塚義啓さんの5人で出場したBチームです。2戦目はTuさん率いるChiba Shinken Group、4戦目は例会で日ごろから非常によく戦う千葉Aチームとの対戦になりました。このチームは当初、シャットアウト(4ボード全敗)にならないこと、スターティング順位が19位だったので、そこ以上で終わることを目標にしました。全敗することはなく、最終順位は21位でしたが、みんなで6R頑張りました。青木さんは、ボード3か4を担当し、全勝(!)しました。チーム戦績:2勝2敗2分。最終結果:21位。MVP:青木康祐さん(6ポイント(全勝!))

千葉チェスクラブKidsⅠ+α:千葉キッズ選手権のチャンピオン経験者3名山田篤史くん、河島哲舟くん、安晝竜馬くんと、小笠さんの教室で上達中の薬師神亮さんで構成されたチームです。当初出場予定だった、同じくキッズチャンピオンの千葉くんを欠くことになり、初日はかなり厳しい状況だったかと思いますが、頑張って戦いました。篤史くんは格上相手にも2勝し、竜馬くんは通算3ポイントを上げ、哲舟くんと薬師神さんも奮戦して要所で貴重なドローを取り、どこにも全敗を喫することなく終えました。成長著しいキッズと、薬師神さんが戦い抜いたチームでした。キャプテンは篤史くんのお父さんの、山田真さんに担当していただきました。お疲れさまでした。チーム戦績:3勝3敗。最終結果:30位。MVP:山田篤史くん(4ポイント)。

千葉チェスクラブKidsⅡ+α:選手はボード順に、日本在住のベトナム人Luu Quoc Vuさん、弘益龍児くん、胡燿希くん、Shelar Shreyashくん、加藤悠姫さんの5人で構成され、キャプテンはクラブ副代表の林隆徳さんが努めました。初戦こそ強敵に全敗しましたが、2R目以降はがんばって戦い、総崩れすることなく6Rを終えました。Vuさんは5ポイントを上げ、耀希くんも3ポイント(すごい!)、チェスを始めて間もない弘益くんとクラブ最年少選手の加藤さんも、きちんと1ポイントずつをあげ、最終戦に勝利して終えました。チーム戦績:2勝3敗1分。最終結果:33位。MVP:Vuさん(5ポイント)。

年に1回の、チーム選手権を計5チームの大所帯で参加しました。もちろん個人戦の要素もあるのですが、自身の良いパフォーマンスはチームのためになり、ミスや敗北は他のメンバーでリカバリーできる、この大会ならではの楽しさや緊張感がありました。大変な対局をこなした選手のみなさんももちろんですが、保護者やキャプテンとして取りまとめて行ってくださったみなさん、多くの写真を撮影してくださった、特に長谷川さん、河島さん、平塚さんも本当にありがとうございました。お疲れさまでした!